オランダはすでに3回目。しかし今回は、NorthSeaジャズフェスティバルという、おそらくステージ数でいったら最大規模のフェスティバルなんじゃないかな。なんと14もステージがあり、ジャズのみならず、ジャミロクアイやジェフ・ベックなど、あらゆるジャンルのアーティストが参加している。
僕らのステージは、YUKONという名のついた、なかでも中規模のステージだった。
セットリストは、
1,Follow
2,Fragment
3,Fuller Love
4,閃く刃
5,SAHARA
6,A Wheel within a wheel
7,the Black Widow blues
8,Waltz for Goddess
9,Suffocation
10,Sweat
11,SATSURIKU ニューウェイブ
一番印象的だったのが、3列目くらいにいた高校生くらいの男の子。元さんの前にいたのだが、本当に表情豊かで、元さんがソロをとっている時に目をまるくして口をポカーと開けて
見入っていたかと思えば、ビートにあわせてニコニコしながら踊っていたり。オランダは毎回思うのだが、みんな自由に楽しんでいるね。ゆったり揺れていたり、激しく踊っていたり、首でビートをとりながら、クールに楽しんでいたり。
終演後、今回一番のサプライズが。
モノマネ大賞で、歌っていたら本人が後ろから出てくるって演出はテレビでよく見るが、それくらいの驚き。
終演後ステージ袖に下がると、そこにいたのは、なんとBobby Watson本人!
Fuller LoveやWheelの作曲者であり、現在もサックスプレイヤーとして活躍しているその方自ら、僕らのライブを見るためにこの日駆けつけてくれたのだ。どうやら彼のお子さんがジャイルスのラジオを聞いていて、そこで偶然僕達の音を聞き、Bobbyに教えてくれたそう。本人も僕達のバージョンを気に入ってくれて、この機会に足を運んでくれたそうだ。
吃驚なんてもんじゃないよ。本当に光栄でした。
ちなみに、ホテルでセルジオ・メンデスとすれ違ったり、ラウンジでジェフ・ワッツがコーヒー飲んでたり、秋ちゃんのリスペクトするベーシスト、エリック・レビスがいたり(秋ちゃん、真っ先に話しかけに行ってましたね。)と、驚くことだらけ。