18年前。僕はまだ14歳の中学生。
音楽と言えばロック。
ガンズ。家にあったクラシックギターで、教則本を見ながらコードと格闘してた。
渋谷と言えばハチ公口。
南口になんて行った事も無い。
しかもどこに行っていいか分からず、ロフトと東急ハンズとスラップショットを見て数時間で帰宅。
そんな時、Roomはもうあったわけだ。
初めて僕がRoomに足を踏み入れるのは、それから数年後の事。
エントランスを払い、薄暗い入り口のドアをあける。
すると見えるのは右奧のバーカウンター。
左は漆喰のような壁。淡い照明が当たっている。
突き当たりまでいって、左の壁の裏側へUターンするようにダンスフロアへ。
その一番奧に、つまり入り口側にDJブースが見える。
緊張してた。まだクラブ2回目だもの。
フロアの壁にそって置かれたスツールに腰掛けて、緊張をほぐすように、しばらく音楽に浸っていた。というか、何をしていいか分からなかったな。
ちなみに、この時、おそらく10時半くらい。
終電で帰らなきゃだったから、1時間くらいしか居れなかったはず。
っていうRoom初体験の一部始終をはっきり覚えてる。
Roomに来れた事がすごく嬉しかったから。
その時の音だって覚えてる。山下達郎のWindy Lady。
(その1時間で曲名が分かったのがそれだけっていう話でもある。)
そしてもうひとつ忘れられないもの。
DJブースの奧に飾ってあったルパン三世のセル画。
しびれる。かっこいい。オーラが出まくり。
あ、あと「スーパーロボットカクオ君」ね。
というわけで、今日から3日間開催されている
The Room 18th anniversary Party "GAMBLE"
に、金曜日、出演します。
「スーパーロボットカクオ君」って何?
という方は、是非Roomのスタッフに直接聞いてください。